そもそもヘルニアって、なに

hernia:体内の臓器などが、本来あるべき部位から「脱出・突出」した状態を指す。
ここでは、『椎間板ヘルニア』spinal disc herniation

整形外科的側面:椎間板ヘルニア発生しやすい部位

  • 椎間板ヘルニアはほとんど胸部には起こらないことに着目(0.2%)。
    「胸部は最も広い部分を占め、椎間板も多い」のに、ほとんど問題が起こらないのである。
  • 起こるのは断トツ腰部。次に頚部。この2つでほとんどを占める。

腰椎椎間板ヘルニア




  • 椎間板ヘルニアは「お年寄りの病気」と思っていませんか??
  • いえいえ、実は若者の症状なのです!
  • 特に多いのは20代!
  • 高齢者になると「脊柱管狭窄症」と名前が変わります。
  • 原因は「体の使い方!」
  • 当院ではこの辺りを徹底説明。
  • 将来“神経痛”に移行しないように施術を行ないます。

腰椎椎間板ヘルニア

  • 高位(多い順)
    • L4-5椎間板(腰部の下部)
    • L5-S1椎間板(腰部の一番下)
    • L3-4椎間板(腰部の真ん中あたり)
  • 年齢(多い順)
    • 20歳代
    • 30歳代
    • 40歳代

で、50代?でなく

  • 10歳代(スポーツ、無茶する。)
  • で、50~60代(無茶しない。)
  • 性差
    • 男性に多い。(無茶する、力まかせ、活動性の高い者。)

頚椎は下部に多い(5・6・7辺り)

高齢者のヘルニアについて

社会福祉法人済生会HPより
  • ヘルニアは、実は、高齢者には起こりにくい!?
  • なぜ??

①無茶しない。

②髄核(椎間板の中身)の水分が減り、
若年者に比べて外に飛び出るほど
“量がない”。

  • だから年齢と共に「脊柱管狭窄症」
    と診断名が変わっていく。
  • 椎間板に加え、骨(椎骨)、後縦靭帯
    (後縦靭帯骨化症)などが関連してくるため。

ヘルニアになると・・


  • 首なら背中や腕の痛みやシビレ。
  • 腰なら、お尻から脚の痛みシビレ。
    • 代表的な疾患:「坐骨神経痛」

ヘルニア(まとめ)

  • ここでいうヘルニアは「椎間板のヘルニア」のこと。
  • 腰を丸めていると、椎間板が歪み、椎間板の中身が
    後ろにずれてくる。
  • それを放置してしまうと、後々“坐骨神経痛”へと
    進んでしまう。
  • だから「ナチュラルライン・セラピー」で無理なく
    ゆっくり「戻す」ことが大切。
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