脊柱菅狭窄症とは

  • 背骨には脊柱管という中枢神経の脊髄を通している管(クダ)があり、
  • そこが、例えば水道管が年数とともに、汚れサビなどで詰まってくるように、
  • 管(クダ)の内壁がいろいろな要因により狭くなり、脊髄に支障をきたす状態を、脊柱が狭く詰まってきているという意味で”脊柱菅狭窄症”とよばれます。

脊柱菅狭窄症の特徴

  • 高齢者に多く、
  • 腰から脚への痛みやシビレが発生し、
  • 間欠跛行(歩いては休み、歩いては休むことを繰り返すこと)を繰り返す。
  • 脊柱菅狭窄症と混同しがちなのが”椎間板ヘルニア”で、誤解されやすいのは、実は椎間板ヘルニアは比較的”若い”人たちに発生する症状、ということである。

(参考)腰椎椎間板ヘルニア

  • 高位(多い順)
    • L4-5椎間板(ヤコビー線)
    • L5-S1椎間板
    • L3-4椎間板
  • 年齢(多い順)
    • 20歳代
    • 30歳代
    • 40歳代
    • で、50代・・でなく!
    • 10歳代(スポーツ、無茶する。)
    • で、50~60代(そんなに無茶しない。)
  • 性差
    • 男性に多い。(無茶する、力まかせ、活動性の高い者。)
当グループの患者様提供

高齢者のヘルニアについて

  • ヘルニアは、実は、高齢者には起こりにくい!
  • なぜ??
    ①若者に比べて無茶しない。
    ②若年者に比べて髄核の水分が減り、 量が少なくなっている。
  • よって年齢と共に「脊柱管狭窄症」と診断名が変わっていく。
  • 椎間板の歪みに限らず、骨(椎骨)、後縦靭帯(後縦靭帯骨化症)なども狭窄には関連してくる。

当院での対応

  • 当院に来られる多くの方は「背骨の反りが無くなって」しまっています。
  • それでも丸めると楽、反ると痛いから「反っちゃダメ!」と言われ、より背骨は丸まっていきます。
  • ここの理解、仕組みは難しいものがありますが、当院では少しでも”本当のカタチに戻す”ことを主に施術、指導をさせていただいています。
  • 多くの”脊柱菅狭窄症”が楽になった!のお声のために、ぜひ当院にご相談ください!