*キャプション無しの写真、図柄はネットフリー素材
コリの発生メカニズム
長時間の不良姿勢や運動不足等で肩関節周辺の筋肉が凝り固まってしまった状態。
(例)ずっと座りっぱなし。
- 緊張(疲れ)で血管が圧迫され、
- 血行が悪くなり、
- 循環が落ちる。
- 循環が落ちると、老廃物がたまりやすくなり、
- さらに血管や、”神経”が圧迫される。
- 酸素不足になり、発痛物質(ブラジキニン*など)を産生させ、
- 負のスパイラル(悪循環)がはじまる!
*ブラジキニン:生理活性物
肩コリが起こる肩はどんなところ??
肩は、
- 首を通じて、ボーリング大の頭を支え、
- 上肢(腕)も支え、
- 上肢のコントロールもおこなう。
頭の重さ:約6㎏前後、体重の約10%前後。
上肢の片側:約4㎏前後、体重の約6.5%前後。
それぐらいの”重荷”を、毎日支えて、動かしています。
肩コリの原因
- 不良姿勢(頭部や上肢に負担をかける)
- 疲労
- ストレス
- 頭痛(緊張型頭痛など)
- 心身症、特に仰うつ状態など。
- 仰うつ状態
- うつ病
- 躁うつ病
これらにより、肩回りの筋肉で悪循環が起こり、
*筋緊張
*血行の悪化
*老廃物がたまりやすく、さらに血液循環を妨げる (負のスパイラル (悪循環))
肩コリ筋をしっかりほぐす!
肩から肩甲骨周りの筋肉を
しっかりほぐします!
- 僧帽筋(棘上筋)
- 肩甲挙筋
- 菱形筋(大・小)
- 頭板状筋(頸板状筋)
“症候性”の首肩こりもありますのでご相談ください!
胸郭出口症候群=Thoracic Outlet Syndrome (胸の出口) =TOS
①斜角筋症候群
②肋鎖症候群
③小胸筋症候群(過外転症候群)
+α(頚肋症候群):頚肋(遺残物)が圧迫。
鎖骨周りのコリは腕にだるさやシビレも起こしますので、しっかり胸筋あたりもケアしていきます。
ストレッチによる対処法
斜角筋ストレッチ
- 大鎖骨上窩を押さえ、健側へ頭を斜め45度後ろに倒す。
伸びが実感できない場合は少し健側に顔を回旋させると良い。 - 約10秒ぐらい静止する。
- 症状が出たとき、出そうなときにおこなうと良い。
小胸筋ストレッチ
- ドアの入り口サイドに前腕をのせ、
- 肩を90度外転・外旋させ、
- 前方にゆっくり寄りかかる。
- より“効かせる”ために反対側を向く。