「朝起きた瞬間から膝が痛い」そう感じていた87歳の女性が、当院にご相談くださいました。
整形外科では 「変形性膝関節症による年齢的な変化」 と言われ、湿布や痛み止めを処方されるだけで改善は見られなかったそうです。
そんな方が 腰からのアプローチで歩けるようになった 実際の症例をご紹介します。
変形性膝関節症の痛み、原因は膝だけではない
変形性膝関節症は、高齢の方に多く見られる症状で、膝関節の軟骨がすり減り、炎症や痛みを起こす疾患です。
しかし、膝に痛みがあっても 必ずしも膝だけに原因があるわけではありません。
今回の女性の場合、検査で分かったのは次の問題でした。
- 腰椎の可動域制限
- 腰が丸まってしまっている
- 股関節の動きの左右差
これらが原因で腰からの神経痛から膝関節に過度な負担がかかり、痛みが強く出ていたのです。
腰と骨盤を整える施術で変化が現れた
当院では、カイロプラクティックの施術で腰椎と骨盤のアライメントを調整。
さらに股関節周囲の筋肉を活性化、正しい方向への膝関節の使い方を共有、膝への負担を減らしていきました。
数回の施術、家で出来る体操、姿勢の改善により
- 「立ち上がりが楽になった」
- 「歩いても痛みが減ってきた」
とご本人が実感され、徐々に外出への不安も減っていきました。
変形性膝関節症でも歩けるようになった喜び
現在では、ご自身の足で家から30分歩いて駅まで出かけられるまでに改善。
「もう歩けなくなるのではと不安だったけど、また出かけられるようになって嬉しい」と笑顔を見せてくださいました。
変形性膝関節症と診断されても、適切な施術で 生活の質(QOL)を大きく改善できる可能性 があります。
膝痛・変形性膝関節症でお悩みの方へ
膝の痛みや変形性膝関節症は「膝の問題」だと思われがちですが、腰や骨盤、股関節の機能低下が隠れた原因となっているケースが多いのです。
「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、一度ご相談ください。
正しい評価とアプローチによって、歩くことの喜びを取り戻せる可能性があります。
まとめ
- 87歳女性、変形性膝関節症による膝痛で歩行困難 → 腰からの施術で改善
- 膝の痛みは膝だけでなく、腰・骨盤・股関節の影響を受けていた
- カイロプラクティック施術により、外出できるまでに回復
- 変形性膝関節症でも、あきらめずに改善を目指すことができる